Elliott Smith "Either/Or"
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エリオット・スミス

彼の歌が必要だ。

初めて聴いたときから

そして

彼が亡くなったこれからも。



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Elliott Smithとの出会いは
おそらく多くの人が
彼を知るキッカケとなった
一本の映画。

"Good Will Hunting"



若き、マット・デイモンとベン・アフレックの共同脚本、
監督にガス・ヴァン・サント
そして最も好きな俳優、ロビン・ウィリアムス。

その劇中に聴こえた、か細く、繊細で優しい歌声。
アコースティックギターによって奏でられるその曲に
虜になった。

"No Name #3"(Roman Candle)
"Say Yes"(Either/Or)
"Between The Bars"(Either/Or)
"Angeles"(Either/Or)

そしてエンドクレジットに流れる
"Miss Misery"(Xo *Japanese Edition)

その歌の持つ繊細な美しさに
Simon & Garfunkelを思い出し、
映画が終わり流れるスタッフの名前に
Elliott Smithという名前を見つた。

エリオットの名前と姿を紙面を通して知ってはいたし
彼の音奏でる音が美しいと評されるのも知っていた。

だけど、ようやく
本当の彼の歌を知った。


もちろん、一度も面識のない人だけど
彼が亡くなったと知った日、
言葉が出なかった。
漠然と二度と聴けないという事に対する、
喪失感だけが残った。

"Figure 8"という金字塔たる作品を生み出し、
次の作品は?と、たまに耳に入る新作の噂を聞いては
本当に楽しみに、でもゆっくりで良いんだよ、と待ってたんだ。


"From A Basement On The Hill"

エリオットの死後、製作途中となっていた作品が
発売されたのは去年のこと。
あれがエリオットの表現したかった音かどうかは
もう分からない。
歌声を除いては。

もう、彼が突然亡くなって、2年。
"美しいメロディー"と銘打たれるアーティストを聴いてきたけど
エリオット・スミスと比べてしまう。
その音は特別な存在。

自分で選曲をするCDRを作る際、
必ず彼の作品を最初に渡す盤に入れている気がする。


このblogを始めたのは、
多田さんの"ロヴァ耳日記@練馬区平和台"を読んで
自分でも書いてみようと思ったからなんですが、
かつて同じ会社で働いていた時、
多田さんに何枚か渡したのCDの中に
Elliott Smithの作品を入れていたと思う。
ひょっとしたら"Everything Means Nothing To Me"だったかな。

"Miss Misery"がアカデミー賞にノミネートされ
その表彰式で演奏したなんて、とても信じられないような事だ。

勝手な話だが、
彼がこの曲が賞を取らなくて良かったと思っている。
この曲にはそんな頭デッカチな王冠はいらない。
彼にもそんなものは必要ないと思う。
その歌はきっと届くから。

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by nishi9ra | 2005-09-09 22:58 | この作品、レビュー | Comments(0)
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