変化球の勝利
MONONOKE JACARANDA TOUR
2006.1.23 SHIBUYA-AX
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セットリスト
(【赤富士配信】2006/01/23[訂正版])より
1. 地平線を越えて
2. モノノケハカランダ
3. TAIFU
4. Sunny Morning
5. 打上げ花火
6. 蜃気楼
7. 追ってけ追ってけ
8. 唇のソレ
9. Birthday
10. ベースボールは終わらない
11. 水飴と綿飴
12. サボテンレコード
13. 桜の季節
14. 茜色の夕日
15. 銀河
16. マリアとアマゾネス
17. ダンス2000
18. 陽炎
En1. 線香花火
En2. 虹
En3. 花屋の娘
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昨日のハナシではないが、
フジファブリックも去年出逢ったバンドだ。
そうだな、あの時も雪が降ってたっけ。
たった1年後、たった1枚の作品が
彼らをさらに押し上げた。
これは必然。
"銀河"で出逢わなくても
"虹"でタマゲていただろう。
"虹"で出逢わなければ、
"モノノケハカランダ"で。
結局、
彼らの音と出逢ったのだ。
"モノノケハカランダ"で始まったツアーファイナル。
まったくもって気負いというのが無いのだろうか。
おそらく、肩に力は入っているはずだ。
むしろフロアの方が軽い興奮状態。
フジファブリックの「変」拍子
とにかく面白い。
以前にも書いた事があるけど、
彼らは「変化球のみ」を投げてくるピッチャーだ。
恐らくストレートも投げられるはずなのだが、
あえて投げない。
あえて変化球を投げてくる。
鳴る音に
体は自然にリズムを取ろうとするものだが、
もう、型が無い。
どうぞ、ご自由に、といわんばかり。
飛び跳ねるもよし、
横揺れも、縦揺れも。
これが、フジファブリックの音楽だ。