彼らは何も言わなかったけど、確かに伝わった。
行ってきました。
入場出来るのは約3000人。
俺は通し番号で言うなら「2682」。
ようやく会場入り出来たと思ったら、
もはや「観る」事は出来ない状況を察知。
最後方で「聴く」事にした。
視界を自ら塞げば音と素直に向き合えた。
忘れてたよ、こうゆう聴き方だって悪くない。
目を閉じればもうメンバーが「見えない」事を忘れ去るくらいに、音を味わえた。
オープニングは「White Surf style 5.」
やはり、といった感じだ。だがナカコーの声が緊張しているようだ。
声に伸びが無い。演奏もあまり良くない。
これが最後だからしょうがないのか。
2曲目は「FAIRWAY」。
俺のとっておきが、ここで登場。良い曲だ。グルーブ感がたまらん。
ハッキリ言って、合ってる自信が無いけど
演奏曲をかなり無理に思い出すと
(順不同)
「Cream Soda」
「Lucky」
「Planet」
「Sunday People」
「STORYWRITER」
「STROBOLIGHTS」
「YUMEGIWA LAST BOY」
「Wonder Word」
「Recreation」
「Hello」
「Last Scene」 他多数。
俺にとってのこのライブの
クライマックスは「STROBOLIGHTS」。
フルカワミキの歌声が会場に響く。
そうか、この娘の歌は決して上手くないけどIDを持つのだった。
曲の始まりに声が途切れたのは感極まったのだろうか?
気になっていた演奏はライブが進むに連れて良くなっていた。
最後まで何も言わなかった彼らを
結局一度も見る事が出来なかったけど、
この耳で彼らを確かめてきました。
スーパーカーというバンドとその奏でる音楽を。
おつかれさま、なんて言わないよ。
これで終わったわけじゃないのだから、彼らの音楽は。
さぁ、次の扉は開かれたよ。
いってらっしゃい。 また逢いましょう。