Super Furry Animalsを初めて見た。
全てではないけど
音は知っていた。
つもりだった。
"(Drawing) Rings Around The World"
"Its Not The End Of The World?"
この曲が自分の中でのこのバンドのイメージ。
ポップであること。
徹底したポップの探求者かと思っていたけど
ポップは彼らの一面だけであったような気がする。
彼らは自由だ。
ロックがやりたければロックを。
テクノならばテクノを。
無類の表現者。
そしてポップという面において彼らは
特に素晴らしい表現者であるといえる。
そのポップはサイケ色を帯びる。
ステージ後ろ、メンバー達の後方で
描かれる曲のイメージ映像。
曲の持つイメージ、世界を映す。
意思がある。
他を寄せ付けない、彼らだけの音。
"Lazer Beam"から
"(Drawing) Rings Around The World"への展開。
たまらないよ。
そしてモニターに写る
G・ブッシュとブレア。
彼らが何を言いたいか?
"Liar"という文字が流れる。
音楽と映像、
その見事な組み合わせが、
ライブを、彼らのサウンドを持ち上げる。
なかなか
体験できるものではない。
リキッドルームに溢れた歓喜。
その幸福の音が届いたか。