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曽我部恵一バンド @川越 鶴川座
曽我部恵一バンド @川越 鶴川座_c0027400_2254049.jpg



会場はたったの「200人」未満の人

けど、そこにあった喜びを分けてあげたいよ。

1度目のアンコールはステージを降りて
みんなの輪の中で歌った、

"Mellow Mind"


〜おやすみ Mellow Mind〜



それでも帰れない。
舞台袖に下がった、曽我部恵一バンドを
人の数からは考えられない程の祝福の拍手が
もう一度、もう一度、
4人を迎える。


2度目のアンコールで歌われたのは、
誰もが、ひょっとしたら本人すら予定外の「あの曲」。
やさしいギターイントロに始まる、1分53秒のしあわせ。


曽我部恵一バンド @川越 鶴川座_c0027400_2363057.jpg



〜赤い唇が色あせる前に
 
 その熱い血潮の枯れぬまに
 
 きみは駆け出すんだね
 
 今日は春の中へ
 
 瞳の中に花が咲いて〜




2005.11.27 sun

曽我部恵一バンド @川越 鶴川座



曽我部恵一バンド


上野智文 (ギター)
大塚謙一郎 (ベース)
オータ コージ (ドラム)
曽我部恵一 (ギター、うた)



しあわせな歌のリスト



*本編は順不同 
(もう1曲やったと思うけど、忘れてしまった) 


リンゴ追分
トーキョー・ストーリー
ハルコRock
世界のニュース Light Of The World!!
スワン
シモーヌ
ベティ
Stars
96粒の涙
She's A Rider
ジュークボックス・ブルース
あたらしいうた
きみの愛だけがぼくのハートをこわす
テレフォン・ラブ
Fire Engine
青春狂走曲
瞬間と永遠
Love-Sick

en.1

Mellow Mind


en.2

東京







********************


曽我部さんのライブを聴くのは8回目くらいかな。
昨日のボッサ ピアニキータといい、
2日連続でこんな素晴らしいライブを聴けるとは。
幸せだよ。

会場の鶴川座は元映画館というか、芝居小屋なんでしょうか。
とても雰囲気のある建物は明治23年のものだとか。


「ここで、『お嬢』も歌ったんだよ」

そういって始まった"リンゴ追文"。
そう、『お嬢』とは美空ひばりさんのこと。
それを曽我部恵一バンドが見事にロックとして演奏する。
いきなり、ヤられた。
まさか、そう来るとは。
しかも、このアレンジがシブい。
また聴きたい、味のあるプレイだった。


今日のライブは終止リラックスした雰囲気。
この場所が醸し出す空気なのかなぁ。
フロアはハッキリ言ってガラガラ。
おかげでフロア真ん中の辺りでも、ゆったりと聴けた。
途中でビールを飲み始めたり、
まるでラジオの公開収録のような、ゆったりとして、
かつリラックス。
こんなにも、のびのびと好きな音を聴けるなんて。


「今年って、(時間が経つのが)早いよね?」
と曽我部さん。

確かに早いかも。
こんな素晴らしいライブを心待ちにしてるから。
時間が経つのが早いワケだ。



とにかく、この居心地の良さは特別だなぁ。
前回行ったのは約2ヶ月前の青山でのライブ
それ以来の曽我部恵一バンドのライブですけど、
あの時感じた、異様な緊張感はもうなかった。

後で知ったとこだけど、
あの頃は曽我部さん曰く『スランプ』の時期だったらしい。。
確かにスゴい緊張感だったのは今でも覚えてます。

そこから、そこを越えた先にあったのが、
今日の開放感なんでしょうか。
楽しそうにプレイする人を目の前に観て
その音を目の前で聴いて
幸せな気分にならないワケがないよ。

ベティ
ライブ前半のゆったりとした雰囲気。
酒を飲み「みんなも飲んでね」と曽我部さん。
「ピアノがあるんだよねぇ」
「居酒屋の曲をやります」と。
個人的に今日のライブでは前半のクライマックスの曲。
曽我部さんの鍵盤の音がとても細くて奇麗で。
最後の音の余韻が鳴り止むまで
拍手しちゃダメだ、って思うような、
実際にフロアもそう感じているのか静まり返るフロアに
最後のピアノの音が静かに響いた。



会場のキャパからすれば
1/3しか埋まっていないと思いますよ。
ただねぇ。。。。
なんか違ったなぁ。。
人が少なくたって、
それまで結構大人しめの反応だったフロアにこの曲が流れたら。
"ジュークボックス・ブルース"

この、マイクすら必要としない曲は
フロアの空気を一気に盛り上げるんだ。

今日はバンドの4人全てが大して段差のない、ステージから
フロアに降りてみんなで大合唱。

〜最高のロックを入れてシェイクしようよ〜


間髪入れずに続くのは
"あたらしいうた"
大好きな曲なんだ。
大きな声で歌ってみる。
あぁ、楽しい!!


"Fire Engine"
練って練って、始まった、今日のこのナンバー。
またもや、大塚さんと曽我部さんは正面を向き、
お互いオデコをくっつけたような、
組み合ったような格好でのプレイw
そしてそのまま歩き始めるw
舞台袖に消えるwww
二人の音だけが聴こえるw
再び現れる二人。
曽我部さんはいつも以上に喘ぎに喘いでいたよw。
それだけノッているんだろうね〜


2度目のアンコールを前に
これからやろうとする曲を確かめるように
アコースティックギターのチューニングをしながら
「最近(この曲)やってないんだよなぁ」と曽我部さん。
どの曲だろうと、ワクワクする感情が湧き出る。

そして始まった、あのイントロ。

"東京"



たとえ、今日のライブで
"東京"を聴けなくても、とても素晴らしいライブだったんだよ。

それに添えてくれた、
最高のプレゼント。


会場を後にしながら、
幸福感で顔がニコニコしてしまうのを
隠すつもりもないってw
by nishi9ra | 2005-11-27 23:34 | ライブに行ってきました
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音楽バンザイな日々

by nishi9ra
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